月が綺麗ですね

2018年調布市長選挙に立候補した社長のブログ

月が綺麗ですね
2018年調布市長選挙候補者 新井たくみ

2017都議選に無所属新人として立候補した話(選挙活動初日)

私は無所属新人として、2017年7月に執行された東京都議会議員選挙に立候補しました。

小池百合子氏率いる都民ファーストが話題になった今回の選挙。

一切の政治的な後ろ盾なく、政党にも属さず、人生においても全く政治に関わってこなかった私が立ち上がったその経験を皆さんに共有出来れば、それだけで価値のある挑戦となるはずです。

 選挙活動初日

2017年7月2日に投開票が行われた、今回の東京都議会議員選挙。

その告示日は6月23日(金)でした。

この日から選挙前日の7月1日(土)までの10日間。

その期間が選挙運動期間となり、人生で初めての候補者としての選挙期間を経験しました。

 

しかし、この日は『1つの不安』に駆られていました。

『地盤、知名度、資金を持たない人間が出ても厳しい』と言われてはいましたが、

その本当の意味を身をもって味わうこととなります。それが『ポスター貼り』です。

北多摩第三区(調布市/狛江市)では400箇所を超えるのポスター設置箇所が有ります。

この全てに候補者のポスターを出来るだけ早く貼るらねばなりません。

告示後イチ早く貼り終わらないと、それだけ当選可能性は下がってしまう。

最初は侮ってました。車3台で12時間もあれば終わるかなと。

選挙は大変なんだぞと言われる大きなテーマの一つでした。

 

そんな告示日当日の6月23日(金)。立候補届け出し、駅前ロータリーに集合。

政治塾関係の仲間や親友たち10名程に集っていただき、車7台に分かれて開始。

しかし選管から渡された地図を元にオリエンテーリングの如く掲示板を探すのですが、

参加者全員が地理感のない市外在住かつ初体験の人たちなため、発見は容易ではない。

しかも、1/30カ所くらいの割合で、いくら探しても見当たらない箇所があるのです。

選管しっかりしてくれ!とボヤく暇もありません。

夜からは近所の友達数名も仕事が終わってからわざわざ応援に来てくれて、

深夜12時過ぎになんとか9割近くのポスターを貼り終えることができました。

もちろん私自身も最後まで頑張りましたが、本当に仲間には頭が下がります。

選挙経験がある現職や大勢の地元ボランティアを抱える政党公認候補にとっては、

掲示板の場所も既に頭に入っていて、簡単に午前中で貼り終えるレベルなのでしょう。

 

恐らく、これも立候補して実際に体験したから分かること。

地元活動が制約される後ろ盾のない新人候補にとっては大きな壁となります。

優秀な民間人の台頭が望めない訳です。

 

そんなことを思いながら、私の選挙活動初日は幕を開けました。